資格を活かすということ2011年2月2日
昨今、多くの方々が資格講座を活用していらっしゃいます。
資格取得のために学ぶ事は知識や技能を身につけるために効果的であるし、本人の能力を公平に判断する目安となるものでもあります。
ただ、全体を見渡しますと、資格毎に別物として位置づけてしまっている気がしてなりません。
さらに、せっかく資格取得に成功したとしても、その後の活かし方で途方にくれてしまったという声をよく聞きます。これは非常にもったいないことです。
例えば将来建築事務所に就職したいという方がいらっしゃるとします。
はじめに思い浮かべるのはやはり、建築士やインテリアデザイナーの資格でしょうか。
これを、少し広い視野で見ていきますと、資金計画の提案をする基礎知識としてファイナンシャルプランナー、超高齢社会を見据えた福祉住環境コーディネーター、大きな買物をしてもらうための販売ノウハウのための販売士、お客様満足を目指したサービス接遇検定というように様々な角度から取り組んでいくことが考えられます。
一見分野の違う資格についても、横のつながりを考えてながら取り組んでいくことは結果として非常に効果的なことなのです。